小豆島は、播州(兵庫県)、三輪(奈良県)、島原(長崎県)と並ぶ全国四大手延べ素麺産地のひとつです。日本の麺の中で最も古いものとされ、ルーツは中国であるといわれています。小豆島素麺も、慶長三年(一五九八)池田町の人がお伊勢参りの帰りに、奈良県の三輪素麺作りの技術を習って帰り、島に広めたのが始まりだといわれています。現代においても決して機械力に頼らず手練の手延法によって、棒状から極細の糸様により細く、よりおいしく愛情をこめて引き延ばし、これを自然の天日で乾燥して造られたものです。
小豆島の手延素麺は、日本の豊な自然環境に育まれ収穫された国内産小麦を混入して特別に手延べ用として製粉した小麦粉を原料として、清水が一番良質とされている極寒期を特に選び、この寒水で小麦粉を秘伝の塩加減で練り固め作られます。また、小豆島素麺の特徴として、他の産地で使われていない純正ごま油を使用していることがあげられます。ごま油だと酸化しないで(食用植物油の中で一番安定している)いつまでたっても変わらぬ品質のよさ、味の良さが楽しめます。 |